統計検定3級にど文系ながらギリギリ合格しました。
To:今後統計検定3級を受けるみなさまへ。
もともと統計を大学の授業で受けていた人はそんなに学習せずに受かると思います。
そのまま過去問を2回解いて試験に臨んでください。(周りは100%勉強せずに受かってました。)
ただ、私のようにど文系で文学部出身で全く統計から離れていた方は、絶対に勉強しないと合格しません。(高校の時に一番得意だった教科は世界史でした。)
今回は、2019年の夏ごろに合格した私の経験談をお話します。もちろんこの記事を読めば統計をやってきた人は合格しますし、全く統計をやってきていない人も合格できる可能性がでてくるので、ぜひ最後まで読んでください。
結論からいうと、3級までのレベルであれば数学を触れたことがあるレベルの人でも十分合格できる可能性があります。
(ちなみに統計検定2級は絶対に勉強しないと受からないとかなり焦って勉強しています笑)
テキストをおすすめしている人もいらっしゃいますが、過去問6回分とネットの力だけで合格は狙えます。
余計なテキストを買う必要はなしです。この過去問をひたすら解いてわからない単語を検索し続けたら合格します。
それでは、具体的な中身の話をしていきましょう。
オススメの参考書はこれ一択。
【統計検定3級合格記】ド文系でギリギリで合格しました。合格ラインは?CBT方式対策方法を公開
今回は、統計検定に70点合格中72点で合格した私が、統計検定3級の合格方法についてご紹介します。
こんなギリギリな点数なので、偉そうには言えませんが、ド文系で全く統計に触れて来なかった私でも合格できたので、みなさんなら絶対に合格するはずです。
ぜひこの記事を読んで、中身を理解したらすぐに、勉強を始めてください。
そもそも統計検定とは?
そもそもの統計検定というものが何かをさらっと見てみましょう。
「統計検定」とは、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。
データに基づいて客観的に判断し、科学的に問題を解決する能力は、仕事や研究をするための21世紀型スキルとして国際社会で広く認められています。
日本統計学会は、中高生・大学生・職業人を対象に、各レベルに応じて体系的に国際通用性のある統計活用能力評価システムを研究開発し、統計検定として実施します。
>>統計検定ホームページ
これからデータの時代が来ると言われていて、今すでに海外ではデータを使ったビジネスがたくさんあります。
(もちろん日本も遅れながらも始まっています。)
そんなデータを見るきっかけ、見方の理解に繋がるような学習のきっかけをくれる試験という認識で問題ないです。
統計検定3級のレベルと出題内容
統計検定3級のレとベルは大学基礎と公式ページにのっているので、本当に統計を初めてみたい思っている人にとってちょうどいいレベルになっています。
内容は、下記になります。
- 標本調査(母集団、標本、全数調査、無作為抽出、標本の大きさ、乱数)
- データの散らばりの指標(四分位数、四分位範囲(四分位偏差)、標準偏差、分散)
- データの散らばりのグラフ表現(箱ひげ図)
- 2 変数の相関(相関、散布図(相関図)、相関係数)
- 確率(独立な試行、条件付き確率)
グラフの読み解きなどはそこまで難しくないです。きっとド文系だと、四分位数や相関係数、偏差値、箱ひげ図、ヒストグラムあたりを知らないはずなので、そこの言葉の意味をまずは調べることから始めるといいですね。
ただ、問題を解いてみて理解できるようであれば、わざわざ調べる必要はありません。また、今はYouTubeがあるので、わかりやすい動画の解説がたくさんあります。
このあたりで学習すれば問題ないです。合格率は70%近くあるので、10人に7人は合格していると考えるとなんだか合格できそうな気がしてきますね。
統計検定3級の受験方法
受験方法は以下の二つがあります。
受験方法①:ペーパー試験
まずは、一般的に英検のように受けるペーパー試験です。こちらは、4000円と安い反面、年に2回しかありません。(6月中旬と11月下旬です。)
受験方法②:CBT(computer based testing)方式
それともう一つが、CBT(computer based testing)方式です。
こちらは決められた特定の会場にいけば、そこでネットで回答ができます。
大きな利点としては、いつでも受けられます。
自分の好きなタイミングで受けられるのは最高です。
ただ、時間に制限がない分、6000円とお値段は跳ね上がります。詳しくは、こちらからご覧ください。
ペーパーテスト | CBT方式 |
4,000円と料金は安い | 6000円と値段が高い |
年に二度しか開催されない。(6月と11月) | いつでも受けられる。(好きなタイミングで) |
ちなみに私はCBT方式で受けました。
統計検定3級の学習時間と学習方法
さて、それではどうやったら合格するか教えます。以下の3つをすれば合格します。
- 過去問をまず1年分解いてみる。
- わからない単語の意味をひたすら調べて、解説を読んでもわからない場合は動画で学ぶ。
- 過去問を解く。(3回やって全て余裕で合格点の人は何もしなくていいです。ど文系は過去問集にある問題全てを解きましょう。)
この流れで学習していけば問題ないです。テキストを別で買ってしまうとやることが増えてしまい、結局テスト直前まで勉強しないという悪い結果を導きかねないのでおすすめしません。
統計検定は就職に有利!?
いくつかのサイトをみてみると、統計の理解をあることを示せる統計検定はデータを扱う業界であれば有利に働く可能性があります。
ただ、3級は統計の世界の本当にベースになるかならないかレベルなので、3級を持っているからデータ得意ですとはならないです。。TOEICで600点あるので、英語得意ですというのと同じなので、、、2級あたりまで受けるとほんの少しだけ就職が有利になる可能性はあります。
まとめ:【統計検定3級合格記】ド文系でギリギリで合格しました。合格ラインは?CBT方式対策方法を公開
いかがでしたか?合格者だからこと言えますが、余計な情報を頭に入れないためにも過去問を解き続けるだけという方法が合格への最短ルートです。
ギリギリ合格にならないように、みなさんは私よりたくさん勉強してください。ただ、ド文系だとしても本当に勉強すれば十分合格できるレベルなので、諦めずに勉強してください。
テキストをおすすめしている人もいらっしゃいますが、過去問テキストの6回分とネットの力だけで合格は狙えます。余計なテキストを買う必要はなしです。
この過去問をひたすら解いてわからない単語を検索し続けたら合格します。ご覧いただきありがとうございました。